公開研究会「観光まちづくり」を問い直す 〜まちづくりと観光事業の接点をさぐる〜

公開研究会「観光まちづくり」を問い直す 〜まちづくりと観光事業の接点をさぐる〜

 

近年、全国各地で「観光まちづくり」が志向されている。従来の観光事業の手法(資源・魅力の発掘、サービス・楽しみの提供、誘客等) と、まちづくりの手法(空間計画、住民参加、合意形成等) が、地域経営の視点に立った際に重なり合う点は、広く認識されつつある。

しかし本来、「観光」と「まちづくり」は異質のものである。すでに観光産業が発達したまちと、いわゆる観光地ではないまちが観光に取り組む場合、課題や方策は自ずと異なる。

観光客を受け入れる際に起こる様々な問題や矛盾に対して、私たちはどう向き合えば良いのか。さらに言えば、観光事業とまちづくりの本質的な考え方の違いを、私たちはどのように乗り越えるべきか。

「観光まちづくり」の計画手法の体系化をめざす本小委員会が初めて開催する今回の公開研究会では、観光地経営の専門家をお迎えし、観光事業者の視点からの地域経営やまちづくりへの実践的アプローチについて講演をいただいた上で、現場での取り組みに資する「観光まちづくり」概念の定位と精緻化に向けて、議論を深めたい。

◼︎公開研究会概要

公開研究会「観光まちづくり」を問い直す 〜まちづくりと観光事業の接点をさぐる〜

【日 時】2015年10月9日(金)15:00-17:30

【会 場】日本建築学会 建築会館 会議室(東京都港区芝5-26-20)

【ゲスト】梅川 智也 氏(公益財団法人日本交通公社 理事/観光政策研究部長)

【主 催】日本建築学会 都市計画委員会 観光と地域プランニング小委員会

【定員】30 名(申込先着順)

【参加費(資料代含む)】会員1,000 円 会員外1,500 円 学生500 円

【申込方法】 メールに催し物名称、氏名・所属・住所・連絡先を明記。

【申込締切】 10 月2 日(金)

【申込・問合せ先】 金沢星稜大学 佐野研究室 hsano@seiryo-u.ac.jp

◼︎プログラム

1. 趣旨説明:川原晋(小委員会主査, 首都大学東京)

2. 小委員会メンバーによる論点整理

  永瀬節治(和歌山大学), 佐野浩祥(金沢星稜大学)

3. 講演「(仮)観光地経営の視点と実践」

  梅川智也氏(公益財団法人日本交通公社)

4. 討論(意見交換)

  司会 岡村祐(首都大学東京)

【梅川智也氏プロフィール】

1958 年新潟県生まれ。
筑波大学社会工学類都市・地域計画専攻卒業。観光リゾートを主体とする都市・地域振興計画の策定、プロデュースに携わる。筑波大学大学院サービス工学専攻客員教授。技術士(建設部門/ 都市及び地方計画)。著書に『観光地経営の視点と実践』(丸善出版, 共著)、『都市観光でまちづくり』(学芸出版社, 共著)、『観光読本』(東洋経済新報社, 共著)、『観光まちづくり』(学芸出版社, 共著)など。

【参考図書】

観光地経営の視点と実践」 日本交通公社 編著,丸善出版, 2013

観光まちづくり―まち自慢からはじまる地域マネジメント」西村幸夫編著, 学芸出版社, 2008

AIJ観光P公開研チラシv7